基本的に商品を買う前には下調べをしてから購入する性格なのですが、全く調べずに衝動買いってのをしてしまいました。オープン価格ですが、通販ページ等を見ると販売価格が20〜23万程度の商品だったようです。今はAS-003→AS-878ってのが後継モデルのようですが、量販店向けにいろいろな名前で微妙に違う仕様の製品が売られてるみたいです。
とあるお店でたまたま出会ったのがこのAS-001で、その店では新品は22万ぐらいしてましたが、展示品ということで半分以下のxx万(配達、据付込み)でゲットしました。しかし実際は展示品とはとうてい思えないキレイな製品がきて良かったです。(布とかプラスチック部分をよくみましたが、傷ひとつなかった。)
AS-001の写真 ・・・メーカHPだと合成の皮のような感じに見えますが、全面ベロア調?(細かい毛が生えている)の生地です。うちでは絨毯の色とたまたまマッチしましたが、床の色によっては違和感があるかもしれません。
注:作者はマッサージチェアーを買ってますが、文面でわかる通り年寄りってわけではないです。20代以上の年齢ならマッサージチェアーはとりあえず家にあってもいいんではないかと・・・・。作者はあまり肩こりしないので、肩こり解消というよりもリラクゼーションの使い方が主です。
マッサージチェアー AS-001の良い点 いまいちな点へ
この商品は購入前の比較検討をしてない上に購入後も後悔するのがいやなので、購入後、他社製品には一度も試し乗りしたことがありません。あくまで、他社製品の体験無しの評価です。(乗ったことがあるのはスポーツジムにおいてあったものと実家にあるナショナルのかなり昔のやつ(型番不明5年以上前のもの)だけです。)
1)足(ふくらはぎ)がきもちいいね
今まで足のマッサージは振動か、足裏でローラーが転がるタイプかしか体験したことがなかったのですが、この製品はふくらはぎ部分を空気でプシューーっとはさんで押してくれます。これが気持ちええです。振動タイプのマッサージ機は滅ぶしかないですね。
2)もみ玉もきもちいいね
フィットネスクラブにあったやつよりもみ玉の動きがいい感じで気持ちいいです。この製品は2つ玉で最近の主流は4つ玉らしいですが、4つ玉は未経験のため実際のところがどうなのかはわかりません。
3)もみの強弱が7段階もあって微妙に変えられるね
コースのときは「やさしさ」ボタンで弱くすることしかできないのですが、マニュアル時には、もみの強弱の調節が7段もあるので、加減を微妙にコントロールできます。実際のところもみ玉が出っ張るか引っ込むかだけのようですが、これで強弱の体感が変わるので面白いもんです。また、同じ設定でも体重のかけ方をちょっとかえるだけで感じが全然かわります。このマシンは、エアーマッサージだけ、もみ玉だけという動作も可能です。
普段は全身コースを使ってますが、肩こりがする場合には、マニュアルで、さざなみモード(もみとたたきが一緒になったやつ)で高さを調節してこりの場所にフィットさせて、強弱を調節して使ってます。この「さざなみ」ってのが作者のお気に入りです。
4)気持ちよくって眠くなっちゃうね
15分の全身自動のコースを普段は、風呂上りの寝る前によく使ってますが、終わるころにはいい感じに気持ちよくなりねむーくなります。だからどうなんだといわれてもなんですが、マッサージチェアーのある生活ってのは、無い生活と比べるととりあえずいいです。どの製品でもいいから一度お店で試してみることをお勧めします。しかし、大抵売り場にいるメーカ販売員は自社製品を強力に薦める上にしつこいのですが、しばらく黙っててもらって目をつぶって家でやってるつもりになって体感してみましょう。その後疑問な点とかは販売員に聞けばよいので。
5)数年使うと思えば意外と安いね
我が家では、2人がほぼ毎日最低1回は使っています。6年間1日2人使うと仮定して、一回あたりの金額を計算すると、
89000 * 1.05(消費税) / 365日 / 6年 / 2人 = 21.3円 /1回
他に電気代がかかりますが、定格86W(表示値)で15分なので、1kWh=25円として、
86W /1000 * 15分/60分 * 25円 = 0.5円/1回 (86Wは定格なので、マッサージ中の平均電力とは少し違うと思われます。)
両方足しても1回あたり、22円程度です。マッサージ1回3000円とか取られることを思えば、効果も気持ちのよさも当然違うでしょうけど、2桁違うコストのものを比較すること自体がナンセンスです。
マッサージチェアーのある生活の制約について (同様製品についての制約です) マ
1) 広い部屋が必要です。マッサージチェアーは背もたれが寝るのと足の部分が連動して上がり、ほぼ1畳分のスペースを常時占有します。ワンルームの人はあきらめるしかないかも。普段はたたんでしまっておいて必要なときに出すなんてことはあまりの重さで全くやる気がおきませんし、普通に考えて無理です。
2) 重いです。この製品で約50kg、重い製品ですと約100kgもありますので、エレベータ付きでないと1階以外の搬入は断られるかもしれません。また通販では配達のみで据付を基本的にしてくれないらしいので・・・個人で設置ってことなのかな? 買うときには搬入、据付してくれるのか確認してから購入した方がいいです。
3) 搬入が大変です。元箱は幅1m以上はあったので、箱のままでは普通サイズの玄関のドアではまず入りません。小さめのエレベータだと箱のままエレベータに乗らない可能性さえあります。元箱とエレベータのドア幅、サイズの確認もした方がいいかもしれません。普通の玄関は1m以上は無理(田舎は除く)なので玄関前で椅子を箱から出して搬入なのですが(やってくれない商品、店もあるそうです。やってくれるかどうかお店、ないし運送屋に確認要)。箱から出して椅子単体でも、通るためには最低80cmぐらいの幅が必要でした。買う前に玄関から設置する部屋までのドアの幅を測定して搬入できるか店に確認した方がいいです。まぁつまり、設置場所までの制約条件を前もって自分で測るなりして、それをお店に伝えて、責任もって設置してもらえるかどうか、できたら書面にて確約をとる必要があります。
4) 普通のドアを通るためには段差を持ち上げる必要があります。重くてわが家では部屋をまたいだ移動は無理です。しかし、部屋内の移動は椅子にキャスターがついているので結構簡単にできます。
5) 音、振動について・・・音は洗濯機よりは全然マシです。振動は全然わかりません。
他の家の洗濯機の音、振動がわからない住宅環境(ほとんどの人に該当するのではないかと・・・)なら全く気にする必要は無いと思われます。(椅子も、洗濯機の騒音もピンキリなので保証できませんが)。我が家では、マッサージチェアーの置いてある隣の部屋でもドアさえしめていれば音も振動もわかりません。
一部の防音がほとんどされてない部屋に住んでる方だと、隣の部屋でも音が聞こえるかもしれません。でもそんな部屋に住んでる人は他人のしゃべり声とかTVの音とかも当然聞こえるわけで(学生の頃友人の部屋いくと大抵これでした)・・・どっちみちいろんな音を漏らしてるわけだから、まぁマッサージの音ぐらい別に気にしなくっていいんでないかと。
使用中はモータ音はウィーンウィーンと多少耳障りな音がしますが、作者の場合、TVを見ながらマッサージしてもTV音量を変更しないで聞き取れるレベルです。他の製品も似たようなもんとはいえ、購入前に各自で調べて納得した上で買った方がいいですね。しかし、大抵の店はうるさいので静かな家で使ったときの騒音レベルは店ではよくわからないです。業界で自主基準でも作って(同一測定条件で)、例えば、1m離れた正面で使用時平均xxdBとか表示してくれると助かるんだけどね。
AS-001のいまいちな点 よい点へ
1)太もも部分とお尻部分のエアーがいまいち
太もも部分とお尻部分もエアーで押されるわけですが、足と違ってはさむわけにもいかないので、あまりマッサージされてる気がしません。エアーの膨らむ部分が先の丸い剣山の形でもしてればよいと思うのだが・・・(いわゆる足裏のつぼ押しみたいなイメージ)
2)毎回肩位置検出、背骨カーブ検出をする
マッサージ開始前に必ず毎回肩の位置、背骨カーブを自動検出するために30秒ぐらい待たされます。毎回毎回無駄なので、フラッシュメモリかEEPROMでもつんで、各個人の設定を呼び出すボタンを4人分で4個ぐらいつけてほしいですね。(N○Cのパソコンのイメージ=こんな感じ)+1000円とかで簡単に実現できそうな気がするけど。
3)カスタマイズできないね
主にお年寄り向けでかつ家電なのでカスタマイズできないのしょうがないのかもしれませんが、パソコンとリンクして、プログラム、データ管理等ができるといいですね。
4)背が低い(足が短い)ひとはつらいね
椅子に深く座ると、背が低い人(主に女性)ではふくらはぎ部分のマッサージが足首のマッサージになります・・笑。しょうがないので、ちょっと腰を前に出して座ってるようです。腰を前に出すと当然腰の部分のマッサージが届かなくなります。この背に関する部分を調節できる椅子は今のところないみたいですね。反対に背が高い人(180cm以上とか)もふくらはぎ部分がずれるかもしれませんね。背が高い(足が長い)場合はどうしようも無い気がします・・・解決策あるのかな?
うちのにはついてないですけど足甲マッサージの機種は使える身長が相当制限されような気がするけど・・・。
マッサージチェアーでこんなこと出来たらいいなその@
血圧とか脈拍とか体脂肪とか手のひら温度とかも一緒に測定して、なんつうか個人の健康状態、ストレス状態をマッサージしてる間(せっかく15分もぼーっと座ってますから)に一緒に把握してしまってですね、とりあえず液晶で今回分の数値が見えるのとは他に、見たいときにはLAN or USB経由でパソコン上で簡単に過去の履歴分も含めてグラフ化とか・・・・リラクゼーション兼健康管理マネージャのようなコンセプトですね。機能増加分の機器搭載なんて+1〜2万ぐらいだろうし、CPUは兼用で処理できるだろうし、パソコンソフトなんてすぐ出来るでしょう。もともと25万とかの機器なんだから相対的にコストアップせずに実現できると思うけどね・・・しかしメインターゲットのお年寄りには使いこなせないだろうな。
マッサージチェアーでこんなこと出来たらいいなそのA
15分のコースの内容を4つぐらいプリセットして読み出し可能で、コースの内容、もみ球の強弱、幅、周期等、全てをカスタマイズできるといいね。液晶みながらリモコンキーだと操作性が著しく悪くてだれもカスタマイズしようと思わないだろうから、パソコン上で各動作パーツをドロップしながら15分のコースを造りあげるみたいなイメージすか・・・・・。各パーツには詳細なカスタマイズ設定がついててもみ球の強弱、幅、周期、エアーの強さ等を自由自在に変更可能だといいね。また様々なコンセプトのコースをネットでダウンロード可能なんてなると、なおいいね。アプリとパソコンインターフェースだけ準備すればいいので開発費以外コストはあんまりかからんでしょう。
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